VMware HorizonとSkype for Businessの併用環境において画面共有が出来ない問題

正直こういう技術資料を書き綴っておくためにこのブログ作った。

環境

・VMware Horizon ClientからVDIもしくはRDSHへ接続

・Skype for Business 2016をRDSHに導入し、マルチユーザー環境で使用出来る状態

・ClientのVirtualization pack for SfBは導入しているが、View Agentには導入していない

 

発生する問題

VDIもしくはRDSH上のSkype for Businessにおいて、画面共有が出来なくなることがある。

出来ない場合、画面共有を開始しても相手方に通知すら飛ばず、発信元はエラー表示されるだけ。

 

原因

Horizonのプロトコルとして採用されている「Blast Extreme」の使用ポートが

Skype for Businessの画面共有で使用するポートと競合している為。

ただし、Blastを実際に使用しているか否かは問わない。

PCoIPやRDP使用時でもこの問題は発生する。

 

注意点

Blast Extremeを使用しない場合でも、完全にkillは出来ない。

Blastのサービスを停止すると、PCoIP接続も出来なくなる。(何故?)

 

解決方法

今の所2通りの手段が確認済

1:画面共有で使用するプロトコルを変更する

以下のレジストリを設定し、プロトコルをRDP3389に変更する。

HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Office\16.0\Lync
EnableP2PScreenSharingOverVideo = DWORD:0

※ただしTCP接続となるので狭帯域では厳しくなる

 

2:Blast Extremeで使用するポートを変更する

VDI、RDSH側に導入しているView Agentインストール時に

以下の引数を付けて使用ポートを変更する。

“installer path” /v “BLAST_UDP_STARTING_PORT=xxxxx BLAST_UDP_PORT_RANGE=512”

STARTING PORTから数えてPORT RANGEまでのポートを使用するように

指定が出来る。

ただし、開始ポートは51000番以降とすることが望ましい。

SfBの画面共有で使用するUDPポートは50019-50040周辺であるからだ。

標準インストールだと、開始ポートは49152番から512レンジになるのだが

何故かレンジ範囲を飛び越えて干渉することがある。

 

疑問点

なんでBlast Extremeはエフェメラルポートを使っているのだ?

IANAに登録済みポートとして申請するのを面倒くさがったのか?

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